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2012/05/10

Giro de 六ヶ峠

Ride by VF,Rapha in Kyoto

Kyoto Kyoto Kyoto
全然関係ないけれど、ブログの移転を考えています。 数少ない読者の方々には、ぜひに引っ越し先でも流し見してもらえたらコレ幸いです。

2012/02/13

GPミストラル#5



いよいよ最終戦


今シーズン最終戦となるGPミストラル#5。
シーズン全体の振り返りは後にするとしても、11月まではそこそこ乗れていた自転車も冬が深まるにつれ乗る時間が激減。
もっとクロカンスキーをしっかり覚えておけばトレーニングになったのに。。

前日にお台場でcyclocross Tokyoを観戦し、イメージは充分。
やっぱり、レースを見ると乗りたくなる。うずうず。


シーズン最終戦となったGPミストラル#5

当日のカテ2が昼過ぎにスタートということと、若干体調に違和感があったので睡眠時間を優先し、朝の試走をパス。
その時間を近所のトレイルで走ることでアップのかわりとした。
当然だけれど、ギアがいつもより二枚くらい重く感じる…。
たった2ヶ月くらいで簡単に落ちてしまう筋肉なのは、長期的にではなく短期的につけた筋肉だからだろう。
長い目でトレーニングを積まないと、地脚はできていかないということ。
足の重さに若干の切なさを感じつつも、その変わり、毎日の雪中ライドで身につけたテクニックがある!(ほんまか?)
と信じて足の無さをテクニックでカバーするのが今日のテーマ。
新潟のすぐにゆるくなる雪はとても泥と感触が似ている。たぶん、泥の走法は進歩しているのではないか。
北海道とかのサラ雪(イメージ)ならば、砂がうまくなったかもしれない。
雪の中を走るのは単純に楽しいので、車の少ない地域であれば是非一度、乗られたし。
シクロクロスがまた楽しくなるというもの。


風が吹き荒れる


さて、10時過ぎに会場に到着すると、ゴウゴウと強風が吹き荒れておりとても寒い。
したたかな新潟の寒さに慣れているはずのぼくにも、平等に寒い。
ちょっとした暴風のレベル。

試走できなかった分は、コースを回ってそれとなく確認。
ざっくり見ても、レース中にはトんでしまうのはいつものこと。。でも見ておく。
イメージすることはぼくのようなレベルの選手にもとても重要なこと。
気持ちをレースに持っていく意味でも、コーナーひとつに感情移入を試みる。ある種のフェティズムが大事なのだ。

ボヤ騒ぎで少し圧し気味のタイムスケジュール。
チームのジャージがショートスリーブ&ビブショーツなので、スタートまでの15分が永遠に感じられる。
すっかり白くなった太ももに、鳥肌が立っているのが見える。いいガラがとれそう。あぁ、あったかいスープが飲みたい。
そして、今回最大の失敗を、スタート前に仲間たちに指摘される。
コンタクトレンズを忘れてとっぽいセルフレームメガネでの参戦。
これ以上無い程に、シクロクロスレースと、Raphaのジャージにマッチしていない。
シューズも忘れてレース用ではない防水SPDシューズを履いていることなど、まったく失敗の内に入らないようなメガネである。
文豪開高健にインスパイアされたと小声で言ってみたところで、シクロクロスにはなんの関係もない。
文豪トルーマン・カポーティに憧れてのメガネなのだと主張したところで、GPミストラルにはなんの関係もない。
大学者クロード・レヴィストロースにあやかっての黒縁だと言っても、構造主義は助けてくれない。
むしろ、アホな自分という痛い程までの実存を感じるのである。実存主義を葬ったのが構造主義ではなかったのか…。





文豪メガネの出で立ち…。チームメイトのichicoさんと。photo by シクロワイアード/Cyclowired.jp編集長の綾野さん

スタートダッシュはゆるやかに


そんなおおよそスポーツ愛好家とは思えない眼鏡をかけ、スタート順も見事に後ろから3列目となり、試走もしていないので
ここは穏やかにスタートを切る。
というか、C2に上がってからは競技時間が伸びたので、一周目はいつも後ろから、がスタイルになっている。
来シーズンはガンガン前に出るアグレッシブさを身につけないと。
コーナーもよくわからず、最初の泥の溝エリアで渋滞にはまってとしていたら、
一周目の後半でヘアピンカーブを曲がると誰ともすれ違わない。
最後尾パックまで下がって一周目を終える。


後方からのスタート

もちろん、先頭はあっという間に見えなくなっている。
チームメイトのichicoさんが15秒ほど前にいるのが見えるので、まずはそこを目標にペースを上げていく。
ミストラル特有の平坦さの中、いつもよりギアのかかりが悪いのを感じつつも、不完全燃焼の一周目で足はまだある。
少しペースを上げようとするも、テクニックがなく前の選手たちをうまくパスできない。(テクニックを身につけたんじゃないのかい!)
そのまま土手のスイッチバック区間に行ってしまい、やはり抜きどころがなく我慢の時間。
心拍・筋力ともに休めるので、奥の泥沼区間に備える。

そして泥区間。
ここの半分までは乗っていき、その後は担いで走る。
あぁ、やはりフィジカルが弱い。
まだ序盤なのに上半身がバイクの重さに負けているのがわかる。ふらつく。
シーズン前の目標が、体幹を中心とした上半身の強化だったのに、結局この冬、筋トレをさぼってしまった。
そのツケをまざまざと実感する。
足首まで埋まる泥に、苦しめられつつも、案外足首まで覆う冬用シューズで正解だったとポジティブな側面も。
もっとスマートな走りを目指すなら、ノーマルシューズでカバーできないといけないのだけれど。

GP Mistral x2011-12 #5

担ぎ終わってバイクに飛び乗る。
この辺りは、前日のcyclocrossTokyoで見たトップ選手たちのイメージを大切に。
参考画像↓
hop!
シクロクロスワールドカッパーのクリスチャン・ホイレの華麗なマウンティング

…それでもまぁ、ドッ!っていう上から下に落ちる感じの不器用な乗り方だけれど。要改善点のひとつ。
やはり担ぎで激しく消耗しているのだろう、心拍も苦しく、ペダルを踏む足に力が入らない。
ここで今日のペース配分を固める。
スタート・ゴールから泥沼区間までは休んで、泥沼から奥の平坦区間で追い込む走りにする。
奥は測道が荒れてはいるものの、充分な広さはある。
試走をちゃんとしていたら、レース前からこれが決められるんだろうな…。
そんなわけでフィニッシュエリアまでは踏む。
溝区間やスイッチバック区間はバイクコントロールを丁寧にすることに集中。
泥沼区間からは苦しいけれど踏んでいく。
その繰り返しでペースを作っていく。


photo by シクロワイアード/Cyclowired.jp編集長の綾野さん

終盤で3人程のパックに追いついて、追い越されてとペースが合致。
さすがにこの頃になると足も、腕もだいぶ疲れがきていて苦しい。
ジープロード区間で後ろを引き離すつもりで割と踏んだけれど、これでは離せないだろうなというスピード。
走っている時は気づかなかったけれど、やっぱり後ろに入られていたようでゴール手前で2人にかわされ、
さらにゴール前でスプリントにも破れてゴール。
全体の半分くらいの位置かな?今回は抜いて抜かれてが多かったので、走りながら順位を気にする余裕がなかった。
そもそも気にする程の順位ではないというポジションではあるのだが。

レース振り返り


朝にトレイルを走ったときの悪いイメージはレース中に出てこないくらい、この日はレースに集中できた。
落車やメカトラがあるとそういうマイナス要因(言い訳理由)に甘んじやすいけれど、今回は大きなミスなく走れたのが大きい。
もう少し、全体的に前で展開できれば、GPミストラルのC2を楽しく走ることができそうだ。

この日のC1のレースの模様は、綾野さんに写真を撮ってもらい、私めが書かせて頂いたシクロワイアードのレポートにて。
インタビュー時、小坂光選手のアスリートとしての言葉に、ぐっと来るものがありました。

シーズンを通して見えた課題


これにてシクロクロスの今シーズンは終了!
課題ばかりが浮かび上がったけれど、少ない自分の得意分野を謙遜しすぎずに見出してそれを伸ばす努力と、
苦手部分や改善点をはっきりと意識して埋めていく努力の両方をオフシーズンに積み上げたい。
まだまだレースに入る姿勢や意識の低さが感じるけれど。来春以降の新しい環境の中でどれだけ自分にやれるか、
楽しみにしているのも明白な事実。

すべてのシクロクロスを運営するオーガナイザーとスタッフ、そして共に競った選手やいつでも希望をくれるプロ選手、
名前を呼んで応援してくれる方々、カウベルを鳴らしてくれる方々、
チームとしての意識をもたらしてくれた八ヶ岳CYCLOCROSS CLUBの面々、実に9年に渡ってぼくを走らせてくれるバイク、
着る度に身の引き締まるRaphaのウェアに深い感謝と敬意を!

2012/01/20

琵琶湖一周 Tour du Lac Biwa



雪の降り続く日本海側を脱出して、ロードサイクリングを楽しもうと琵琶湖一周を企てたのは富山の師。
お供いたしますと、二つ返事で昨年自転車を始めたばかりの学友を伴って富山へ、そして滋賀へ。

いまでは彦根という地名以上に有名になってしまったひこにゃん。
日本最大の湖一周の始まりはこのひこにゃんの地より。
ひこにゃん城を横目に、雰囲気のある小城下町を抜ければ琵琶湖に行き当たる。
しかし、今日は観光客がいない。
それもそのはず、今日は金曜日。むしろ通勤のクルマがガオンガオンと嘶いておる。
さらに、空からは雨。
それもなかなかの降りである。
雪を逃れて至った滋賀の地で雨に祟られるとは、日本海側の人間が3人も集まると悪天の吸引力もまた、なかなかのものである。
しかし気温は思ったより下がらず、体さえ濡れなければまぁ走れなくはない。
8時のスタート時点の気温は5℃。

Tour de Lac Biwa

湖沿いのサイクリングロードは走りやすいが、タイル敷きになっているところもあり、濡れているとやや気を遣う。
上旬に関西に行って以来のサイクリングなので、無理せず回しながら。
こうも路面が濡れていると、前走者の跳ね上げが顔にかかって「ぷぇっ」となってしまうので、集団走行らしい走行は今日はなさそうだ。

それにしても、琵琶湖である。
人生のすべてが釣りであった思春期には1度しか釣り竿持参で訪れた事の無いこの湖に、
自転車に乗るようになってからはもう5度ほど訪れているというのはなんだか皮肉なものだ。
次回は釣り竿を持ってサイクリングできたらよいナ。
直近に琵琶湖で釣りをしたのは、フランスに行く前、まだ啓兄がパパになるより、夫になるより前だったのだから大分昔のことだ。
その時はPOP-Xでなかなかよい釣りができたのだった。
なんだかんだシンプルにできるバスフィッシングは好きだ。
なんてことを思っていたら、数日後に釣りをする夢を見て、夢の中にも関わらず、あのアドレナリンが出まくる体験をしたのだった。

Tour de Lac Biwa

さて。
寒い。
フェンダーを忘れてきたのは大きなミスであった。
さらにクラシックソフトシェルを着てくればよかったものを、ウインドジャケットだけしか持ってこなかった(晴れると思っていた)ために、
30kmを走ったところでじわじわとお尻から毛細管現象で濡れ始め、平地をゆるやかに走っているものだから体温が上がらない。
この日のライドで一番辛かったのはこの最初の40km。
道の駅、塩津海道あぢかまの里 に逃れて、温かなおそばに助けられる。

Tour de Lac Biwa

ここの道の駅はかなり興味深く、売っているものに文字通り垂涎。
川エビの佃煮とか、ホンモロコの佃煮とか、養殖だけど鮎だとか、もちろん鮒ずしも売っている。
鮒ずしは食べた事がないけれど、やはりちゃんとニゴロブナをつかっているのが重要らしく、
その先行く先でちらほらと鮒ずし屋を見かけたが、どれもニゴロブナであることを明示していた。
ニゴロブナであることももちろん大切な事なのだけれど、代用されるゲンゴロウブナでさえ、本来は琵琶湖の固有種であるのだから恐れ入る。
琵琶湖一周は、文字通り琵琶湖の大きさを感じるのにいい機会だったのかもしれない。
ぼくが小学生の自分に愛読していた山渓カラー名鑑『日本の淡水魚』には、琵琶湖畔には産卵期を迎えたアブラボテが溢れんばかりに乱舞して、地元の子どもたちも釣っても捕ってもありがたくなく、「なんだボテか」と言うくらいのもの、と言う記述があって読むたびにため息をついたものだった。
(もしかするとカネヒラの話と混同しているかもしれず、さらにボテの下りは九州の話だったかもしれない…記憶とはいつでも曖昧なもの)
この『日本の淡水魚』は、父から借り受けていたものであって、当時でさえ、読みながらひと時代前のことが書かれていると感じたものだったが、
21世紀も10年を過ぎた今では、また違った読み方になりそうだ…。
いま、はたして「なんだボテか」と言うほどアブラボテでいっぱいの水辺はあるのだろうか。
センチになる必要はないけれど、生物で満ち満ちていた時の琵琶湖を体験できたらどんなに幸せかという夢想を抱くことは少なくない。

時がやや上って、高校生の時分に初めて琵琶湖に釣りをしに赴いたが、それでもその生物の多様性と密度に驚かされたのだから、往時を思わずにはいられない。
初めて野生のニホンイシガメを見たのは、琵琶湖に注ぐ河川のほとりであったように記憶している。

あぁ、自転車で琵琶湖一周の話のはずが、ずいぶんと脱線をしてしまった。
日本産淡水魚が好きなら、琵琶湖はやっぱり欠かせないところだから仕方ない。

そういえば、教育学部の授業で地域に根ざした総合学習の指導案を書く、というものがあり、
埼玉出身のぼくは迷いなく琵琶湖の水棲生物から人為・環境問題を考える、という指導案を書いてきたら、
それが思いのほか好評で大教室で発表までさせられる羽目になったおかげで、同級生は僕をてっきり滋賀出身だと思っている。
今でも、将来の進路の話が出るたびに、実家に帰るの?滋賀だっけ?と言われるくらい。
ま、琵琶湖と滋賀が好きなので、ちょっと嬉しいのだけれど。

Tour de Lac Biwa

雨は多少弱まり、琵琶湖北部をひた走る。
釣り雑誌が人生のバイブルだった頃によく読んだのは、北部は水の透明度が高いことと、急深であること。
果たしてその通りであった。周りの緑も随分と濃く、人間の気配も希薄で、どことなくドイツの山奥の湖畔沿いを彷彿とさせる。
行ったこと無いけど。
崖から滑落したのか、車に撥ね飛ばされたのか子鹿が道路脇に伏していたが、猛禽か烏についばまれところどころに白骨をむき出しにしている様相は凄惨である。

コース自体は、車通りの多い、少ないが交互にやってくるが、登りはなく、割に単調である。
それだけに湖面の変化や岸辺の地形などを見ながら走ることになる。
平日ということもあってか、釣り人の姿はほとんどない。
物心ついたころにバブルがはじけてしまった僕にとって、唯一あの釣りブームの時期の有名湖の水辺に、「バブル」という言葉の一端を感じることができたのだと思う。
その後の、正常化した静かな水辺を見るにつけ、逆に静かすぎて不安を覚えてしまうほど。
うたかたの夢、それは輸入文化であるだけに定着を見るのが難しかった。
自転車も人ごとではない。

Tour de Lac Biwa

シクロクロスでお馴染みマキノを抜け(しかしいまだ一度も走ったことがない!)、
湖西線とスプリント勝負をしながら琵琶湖を南下していく。
近江舞子、釣り雑誌に出ていたその地名の読みがなを知ると、なんだか美人な気がしてきて今も好きな音の響きである。
中学生の想像(妄想)力のたくましさと言ったら、すごい。
今回は悪天と言うこともあり、ショートコースを採用。琵琶湖大橋を渡る。
なので厳密には琵琶湖一周と言うことにはならないかもしれない。が細かいことはいいでしょう。
大橋では富山の兄と大人げない掛け合いなどをしていたら、風景を見るのをすっかり忘れてしまった。
すでに時間の止まった観覧車のもの言わぬ沈黙の痛ましさだけは記憶に残っているが。

Tour de Lac Biwa

Tour de Lac Biwa

琵琶湖大橋を渡りきるとひこにゃんまでは40kmほど。
このあたりで初の100km超えライドの新潟の弥彦丸の息が切れてきた。
ここからの40kmは、彼にとって地獄になるだろう。。。まぁ平地なので走れないことはあるまい。
限界だと思っても案外と足が回り続け、からがら目的地までたどり着ける自転車の魅力を、彼は後に感じることになるだろう。
…と思っていたけれど、後で見るに、喜びよりも悔しさの方が勝っていたようだ。
この悔しさをローラーにぶつけることができれば、また一歩サイクリングの世界に踏み入れることになる。
冬はローラーしかできないのが新潟の辛いところではあるが。

Tour de Lac Biwa

道ばたのたこ焼き屋で休憩。
これがまた絶品で、いい補給になった。外カリッ、中ジュワの正統派。
さすが関西、たこ焼きのレベルは高い。
リフレッシュしてひこにゃんを目指す。
途中、あのマイアミビーチを横目に。
過去2回走ったけれど、まだ一度も満足できる走りができていない。来期は…!また戻ってくるぜ。

Tour de Lac Biwa

Tour de Lac Biwa

暗くなり始める16時過ぎ、ひこにゃんにたどり着く。
スタバでコーヒー。
160kmは、普段走らない距離なのでさすがに疲労感を覚えるが、それもまた心地よい。
またひとつ、琵琶湖との思い出が増えた。

Tour de Lac Biwa

2012/01/08

関西の旅 day4 関西シクロクロス2011-12@希望ヶ丘

2年ぶりの参戦となる希望ヶ丘。
登りが多く、割と得意なコースだという印象。

腹痛に見舞われたおかげで会場への到着が遅れ、コース脇にたどり着いた瞬間に試走が終わってしまった。
レースを走るなら、余裕をもちすぎても持ちすぎることは無い。
最後に言い訳をしないためにも、最低限のことはきっちりしなくては。
これはマシンについても同様で、前日にチェーンを切れたのもディレーラーの調整が甘かったからであり、
どれだけメンテナンスをしてこなかったかを表しているものでもある。
急遽motogさんに手を入れて頂き、ディレーラーの一新と調整をしていただいた。
ありがたくて頭が上がらないのだけれど、本来であれば先輩にそれをさせてしまったことの意味を考えないといけない。。

Kansai cyclocross Kibogaoka

15分前にスタート位置へ行くと、もうすでに自転車がギッシリ。。。
この時点で勝負に参加できていないことに気づく。レースへの意志を持てていない。
遊びにきたのか?レースをしにきたのか?

スタートはやはり混戦になり、すぐ後方では絡み合う音が聞こえる。
前も詰まっているが、試走ができていないこともあり、最初の周はとにかく様子を見ることに徹する。
路面状況も悪くなく、テクニカルなところもそんなに無い印象。
しかし抜きどころの少ないシングルトラックのため、1周目が終わっても思うほどバラけず、またパックのまま次の周へ。
フラットで開けた短い区間でぱっと瞬発的に前へ出る走りができないと順位を上げられないことに気づく。
前の詰まったシングルは脚を休ませる区間だと割り切るが、どうしても人数がいると誰かが足をついて連鎖的にストップを余儀なくされてしまう。
これに遭わないためにスタートダッシュしなくてはいけないのだ。
できなかった自分が100%悪い。


photo by Hideaki Takagi

2周目以降は少しずつペースを上げて走るが、途中で35位!と聞いて目が飛び出そうになる。
関西は人数が多いし、みんな速い。。。
半分以上には入りたいので、休まずに走る。
めちゃくちゃ苦しいパートがあるわけではないのだけれど、すごく休まる場所もなくて、自覚している以上に体に負担がかかっていた模様。
最終周回のカネの音を聞いたか聞かないか思い出せなく、今が最終周回なのか、あと一周あるのかがわからない。
がらぱさんの声が「最終周回〜」と言っていたのは思い出せるのだけれど…。

少しラクをしようと思って前を走る人の後ろについたまま走っていたら、コブの登りでペースが遭わず、避けようとして単独落車。
右のブレーキレバーがかなり内側に入り込んでしまった。
この落車から再び走り出すまでに手間取ってしまい、数人に抜かれたところで気持ちが少しざわついてしまい、
その後は走りが情けなくなるほどちぐはぐに。走りを雑にしてしまった。
前のミストラルでも最終周回に落車していることを考えると、最後の気持ちの持っていき方を大切にした方がよさそうだ。


photo by Hideaki Takagi

ジープロードの下りではライン取りをレース中にインを取ることを他の選手から学んだ。
ライン一つで次のセクションに入るスピードが変わるのだからとても大きい。

最後はメカトラで遅れていたユキカゼさんとスプリント。しかし追い抜けずに25位。
今の自分の力を見事に表す結果だったと思う。

問題は、少しキツいところで前に出る積極的な姿勢を欠いたこと。
多少無理をしてでも前に出ないと、つまらないトラブルで遅れることにつながる。
後ろについてラクな気分になるのもリスクがあるということ。
頭では分かっていても体はラクをしたがるのだから、それをねじ伏せる気持ちを練習の積み重ねで築き上げるしかない。
来シーズンC2で上を目指すために、もう一度組み立て直そう。

関西クロスはいつもたくさん応援をしていただいて、会場の雰囲気や運営などとても楽しんで走ることができます。
いつもありがとうございます。
だからこそ、いい走りができるようになりたい。
まだまだ精進するところがありすぎてわからなくなるけど、だからこそ楽しい!
野辺山もそんな大会にしていきたいな。

2011/11/11

fumycollage








ホックニーっぽい雰囲気で、ロードレース。

2011/11/06

GPミストラル#2



北陸クロス、信州クロス、そしてGPミストラルと3つのシクロクロスを一週間に走るセッティマーナ・チークロクロスの最後は地元埼玉のGPミストラル。

過去に2度参加したが、メカトラやコンタクトレンズ忘れ(走る以前の問題だ…)でいずれもうまく走れなかった。
コースもフラットなスピードコースで、苦手意識が脳裏を浸食する。
それでも今はレースの経験を積むことが第一。だいたい苦手だとか言えるほどの足があるわけでなし。
「得意」だと言えるコースがある人にしか、「苦手」とは言ってはいけないね。



4日前の信州クロス飯山では痛い目にあっているので、まずはC2の走り方を覚えることが必要。
飯山ではアップ不足と、序盤にハイペースで後半大失速という苦い経験をしたので、まずはできるところから改善。
後半に上げていくようなペース配分を考える。40分は短いようで長くもある。
(ただ、ここで40分のことだけを考えると、C1の1時間における諸先輩方の『+15分が地獄』という言をいずれ痛感することになるかもしれない)

レース前日には父と軽くオフロードを乗り、心と体を整える。
返す返す、実家のある埼玉県西部はシングルトラックの宝庫。なんて恵まれた環境で育ったんだろう…。
走り慣れた道を懐かしく思いながら走る。

雨の予報ながら当日の朝には小降りになり、ほぼ降ってないといっても良いほどに。
会場について試走をしている人たちの様子を見る限り、泥はほとんどついておらず、意外にドライそう。
実際に走ってみたら、ミストラル名物の水たまりや泥が今回はほとんど設定されておらず、
固い土のデコボコ道をハイスピードで走らせる設定。
テクニックよりも地足勝負な雰囲気。



前回の反省に、試走はレースペースで一回は走るということを挙げたが、今回は試走している人の数も多く、
なかなかそうはいかず。何よりも時間の都合で試走は1周しかできず。
このあたりのレースに臨む意識の低さは改善していかないと行けない。
漫然と走る試走ではあんまり意味が無い。

失態は続く。
スタート地点を勘違いしていたため、整列は最後尾に。自業自得とはいえ、イージーなミス。
最後列なら、追い上げる走りができていいや、と気持ちを切り替える。
スタート前にあまり腐らず、ポジティブになれたことはまずは良かった点。
スタートダッシュの改善というもうひとつのテーマを今回は試すことができなかったが、
スタート直後から無理なペースにしないように走る。
前回、前に出すぎた反省。



後ろからスタートということもあり、やや余裕のある立ち上がり。
気持ち良く苦しいペースを心がけ、ボコボコ牧草エリアで数人をかわす。
その後のマッド&シケイン区間で他の人がどのように走るのかを見たかったのでやはりペースは上げすぎない。
幸いにも、大きな登りがあるわけでもない今日のコースは、大きな差がつかなさそう。1周目では先頭から一列棒状でほぼ最後方の自分のところまでつながっているのが見える。

ステップとシケインを越えて心拍数も上がってきたので、少し踏んでいく。
1周目は今までのレース運びとしては楽すぎる立ち上がりになってしまったので、2周目は追い込んでいくことにする。
とはいえ、回転系のペダリングの自分では、こうしたパワーペダリングのコースでアウターに入れられない。
インナートップで「足りない」という思いをしながらクルクル回すのも、もどかしい。
なぜクロスのアウターが46Tなのか、少しわかった気がした…。



体に負荷のかかるペースを維持して走るが、さすがに先頭グループは折り返してきた時に見えるところまで離れてしまった。まだまだ勝負できないレベルにないことはわかっているので、ここは自分の走りに集中する。
でも着に絡むレースができたら面白いだろうな…。

大きなミスをしないこと、が今シーズンのシクロクロスのテーマ。落車やコースアウトなどを避けて、流れるように走りたい。
とはいえ、こんなテーマを掲げるのは自分にテクニックがないからこそで、コーナーのライン取りやキャンパーでの加重の仕方などまだ改善の余地は大いにある。

しばらく走っていると、シーナックの選手と自然とパックになる。
一応、人の後ろについて走り続ける消極的な走りはしない、というのが信条なので、前で引っ張る。
この方とはしばらく一緒に走っていたのだが、ちょっとペースが落ちたり、舗装路に入る度に
「オラここで踏め!ここで踏まんでど〜する〜!!!」と怒号ともつかぬ声がけをしてくれ、
踏ん張って走る。一度ならず離してやる!と思って加速したが、振り切れず。足の残り具合はほぼ一緒だ…。



励まし?ともつかぬ声を背中に走りながら、ひとつ気づいたのは、自分はかなり甘えた走りをしていたということ。
確かに後ろの人に「休むな!」と言われたところでは無意識にペースを落としていたし、
ずっと同じ苦しさを維持するためにメリハリのない走りをしていたことに気づかされた。
その意味ですごくこの方の声がけによって、目が覚めた感覚を得た。
まぁたまには前を牽いてくれよう…とも思ったが(笑)

最終周に入る前に、「前に追いつけ!もう最後だぞ!」と言われて躍起になって先行する選手においつき、3名のパックに。
場所によって先頭に出る選手が代わる中、最後の舗装路の右コーナーに先頭で突っ込んだのだがその時。
「あ、ちょっと速い」と思った瞬間に前輪からすっぽ抜けて盛大に落車。
レース中だったとはいえオンロードだったので、再び乗車した時から右肩に痛みを覚える。
なんとか2人に追いつこうと思ったが、その後はずるずると後退してしまった。
3人でゴールも目前という焦りが冷静な走りを妨げた・・・。大事なところこそセルフコントロール。



ゴール前ではさらに追い上げてきた選手に刺されて、さらに着順を落としてフィニッシュ。
落車まではいい感触で走れていただけに、その後の崩れ方にはさすがにちょっと打ちひしがれた。
少なくとも、気持ちを立て直して走っていれば最後の順位は落とさず行けたのに…。
ゴールするまでが、レースなのだ。

ということでこのレースは8位でゴール。
落車があってもなくても、自分の今のレベルはこの辺り(半分からちょい上くらい)だということがこの一週間で分かった。
とりあえず5位以上に毎回絡めるところまではいきたい…!
ミストラルは年明けにまた出たい。
ちなみに走りながら焚き付けてくださった方はマスターズでの参加で、見事優勝されていた。
いい勉強させてもらいました!

今回の課題は、

・ステップやシケインをこなす時に必要な上半身(体幹)の強化
・平地でギアをかけられる地足の育成
・苦しいところで休むのではなく、苦しくてもメリハリのつけられる精神力と意志

が浮き上がってきたと思う。
次戦はマイアミ!一昨年シクロクロスを再びやるようになって復帰戦に選んだこの地。
C3で17位くらいと全く走れなかったが、果たして2年経ってどこまで走れるようになったか。
自分としては大事なレースになります。
体調管理に気をつけてのぞもう。

会場で応援のお声がけをしてくださったみなさま、ありがとうございました。
知り合いでもそうでなくても、声をかけてもらえるのは嬉しいものです。
Course Cyclo-Cross!



エリートレースの模様は、ミラーレス一眼で撮って書いたcyclowired.jpの記事で!
(やっぱり自転車レースを撮るなら普通の一眼じゃないとダメだと実感したのであるよ)

2011/11/03

信州クロス#2 飯山



4日前の北陸クロスでの好感触をそのままに、信州クロス@飯山に当日エントリーで急遽参戦。
なんと今住む上越から車で1時間という好立地。
ありがたいことに車出しを快諾してくれた友人のおかげで、これまでにないほどストレスフルなレースへのアプローチ。

シクロクロス初開催となる飯山のコースは、あの三船さんが監修したとあって、これまでにあまり走ったことの無いレイアウト。
最大の特徴は、休むところがほんとに無い!ところだろうか。
ただ、試走はゆるゆると一周しかしていないので、これを痛感するのはレースが始まってからなのだが。。

毎回思うことだが、試走はレーススピードに近いくらいのペースで一周は行わないと、感覚が掴めない。
このあたりは次戦から徹底して考えたい。ゆっくり走ることで見えるものもあるのだろうけど。

スタート直後からアスファルトの登りというコース。
スタート位置は後ろから2列目と少し弱気。どうも気持ちと意志が噛み合ない。
つい弱気に支配されてしまう。



しかし最初に前に出なければレースにならない。少し無理なペースでも前へ、前へ。


関西から遠征してきた「和尚」あんどうさん、チームメイトのハタオさん

1周目はなんとかごまかしがきいたものの、オーバーペースがたたって2周目の階段セクションを終えるころに急ブレーキ。
呼吸がこれまでにないくらい苦しくなりスローダウン。ガクンと落ちたスピードに、心もガックン。

そのあとはリズムが乱れてしまい、踏むべきところで踏めず、泥の下りでバランスを崩す。
一番厳しかったのは長い階段セクション。
体幹の弱さがもろに露呈してしまい、中盤過ぎに腰が痛くなる。
おお、レースをするというよりも前の段階ではないか。。



後半は少し立て直して、ミスなく走ることを心がける。
レースをするというレベルにはほど遠い走りになってしまったけれど、これも経験。
レースは、本当に難しい。
プロの選手のメンタリティってどんなことになっているのだろうか…。


ウインターカラーをしたまま走ってしまうくらい噛み合っていないレースだった… 汗

写真は会場までの車出しを快諾してくれたNatalieより。どうもありがとう!次にもしレースを見せる機会があれば、もっといい走りをします!