2012/01/12

今日のRapha -Rapha Aujourd'hui- 雪国篇

昨夜、長いお正月を終えて帰潟してみれば酷寒&吹雪。
さんざ「今年は降らないよ」とか「最近は雪が少ないからねぇ」と聞かされていたのに、フタを明けてみれば大雪。
しかしもう雪には動じない…。これも3年目の成果。
夜明け前の、キュインキュイン…と物悲しい除雪車の音とランプのオレンジ色の光はむしろ好きでさえある。

ただしこの除雪車、ごっそり路面を削ってくれるからクルマにはありがたいのだが、アイスバーンになって2輪には乗り心地がよろしくなくなる。
ザクザクキュキュと新雪の上を走るのは非常に気持ちがよい(そしてほとんどスリップの危険性がない)けれど、
こうした除雪車通過直後の道には少し気を遣うようにする。

everyday

ハイテンポで走るわけでもなく、さらにヒトケタkmほどの短い移動距離であっても、厚着は必要ない。
雪道の上を走る時はバランスを取ろうと意外に上半身を動かすので、インナーをしっかり着てあとはジャケット一枚で充分。
今日はフィックスドベースレイヤーにボンバージャケット。
このベースレイヤーは、2シーズン前のもので、厚手のメリノベースレイヤーといった趣。
これの上にクラシックソフトシェルジャケットで真冬のハイテンポなトレーニングはOKなくらいよくできたアンダーだ。
再販しないかな…。

ボンバージャケットは、まさにこうした状況にベストマッチの一着。
腕が長く取られているので、肘を外に張ってバランスを取る時にも邪魔にならない。
撥水性の生地は、タイトなカッティングながら体温を伝えるほどには密着しないので、雪の降る中を走っても雪が溶けずはらはらと落ちていってくれる。
手首のリブをグローブの上にかぶせれば寒気をシャットアウト。
ポケットも左右と、胸部、右腕についていて、カギやケータイをスマートに収納できる。



雪国で一番の個人的スマッシュヒットアイテムは、ソフトシェルトラウザー
裏起毛で、通常のトラウザーよりゆったりめのシルエットは少し英国モッズの雰囲気を欠くけれど、
お洒落に気を遣う余裕の無い雪国の暮らしの中ではむしろシンプルな耐水パンツとしてスマートな選択になる。
勤務先にベストとジャケットの一枚でも置いておけば、じゅうぶん洗練された装いで一日を過ごすことができるはず。
裏起毛は、パンツの表面に体温の熱を伝えにくいということでもある。
ぼた雪が降っている中を走るなら、さらにタイツをアンダーに履けば、ほとんど表面にまで体温は移らず、
雪が溶けてパンツに沁みてくることもない。
ペダリングのしやすさはRaphaの他のトラウザーと同様。ストレスがない。
ややゆったり目のシルエットなのでスソ止めバンドは必要だ(まくったら蹴り上げた雪で足首を濡らしてしまうことになる)。
もちろん、晴天の寒い冬に履くのもいいと思うけれど、路面が乾いている状況ならばついついいいペースになってしまうのが自転車乗り。
ミドルテンポのペースで30分以上乗る場合には厚くなりすぎるかも。
ノーマルのトラウザーか、3/4ショーツにタイツなどを合わせる方が機動的でしょう。

そんなわけで、雪国の鉄板アイテムとしての、

ボンバージャケット + ソフトシェルトラウザー

でした。
現在セール中のタイミングもあって、ご紹介。
www.rapha.cc/sale
雪国のサイクリストに強くお薦めしたいワードローブでした。

バイクはシクロクロスかマウンテンバイクで!

Rapha
Bomber jacket,
Softshell Trouser,
Classic backpack,
Knitted hat,
track gloves

0 件のコメント:

コメントを投稿