2012/01/08

関西の旅 day4 関西シクロクロス2011-12@希望ヶ丘

2年ぶりの参戦となる希望ヶ丘。
登りが多く、割と得意なコースだという印象。

腹痛に見舞われたおかげで会場への到着が遅れ、コース脇にたどり着いた瞬間に試走が終わってしまった。
レースを走るなら、余裕をもちすぎても持ちすぎることは無い。
最後に言い訳をしないためにも、最低限のことはきっちりしなくては。
これはマシンについても同様で、前日にチェーンを切れたのもディレーラーの調整が甘かったからであり、
どれだけメンテナンスをしてこなかったかを表しているものでもある。
急遽motogさんに手を入れて頂き、ディレーラーの一新と調整をしていただいた。
ありがたくて頭が上がらないのだけれど、本来であれば先輩にそれをさせてしまったことの意味を考えないといけない。。

Kansai cyclocross Kibogaoka

15分前にスタート位置へ行くと、もうすでに自転車がギッシリ。。。
この時点で勝負に参加できていないことに気づく。レースへの意志を持てていない。
遊びにきたのか?レースをしにきたのか?

スタートはやはり混戦になり、すぐ後方では絡み合う音が聞こえる。
前も詰まっているが、試走ができていないこともあり、最初の周はとにかく様子を見ることに徹する。
路面状況も悪くなく、テクニカルなところもそんなに無い印象。
しかし抜きどころの少ないシングルトラックのため、1周目が終わっても思うほどバラけず、またパックのまま次の周へ。
フラットで開けた短い区間でぱっと瞬発的に前へ出る走りができないと順位を上げられないことに気づく。
前の詰まったシングルは脚を休ませる区間だと割り切るが、どうしても人数がいると誰かが足をついて連鎖的にストップを余儀なくされてしまう。
これに遭わないためにスタートダッシュしなくてはいけないのだ。
できなかった自分が100%悪い。


photo by Hideaki Takagi

2周目以降は少しずつペースを上げて走るが、途中で35位!と聞いて目が飛び出そうになる。
関西は人数が多いし、みんな速い。。。
半分以上には入りたいので、休まずに走る。
めちゃくちゃ苦しいパートがあるわけではないのだけれど、すごく休まる場所もなくて、自覚している以上に体に負担がかかっていた模様。
最終周回のカネの音を聞いたか聞かないか思い出せなく、今が最終周回なのか、あと一周あるのかがわからない。
がらぱさんの声が「最終周回〜」と言っていたのは思い出せるのだけれど…。

少しラクをしようと思って前を走る人の後ろについたまま走っていたら、コブの登りでペースが遭わず、避けようとして単独落車。
右のブレーキレバーがかなり内側に入り込んでしまった。
この落車から再び走り出すまでに手間取ってしまい、数人に抜かれたところで気持ちが少しざわついてしまい、
その後は走りが情けなくなるほどちぐはぐに。走りを雑にしてしまった。
前のミストラルでも最終周回に落車していることを考えると、最後の気持ちの持っていき方を大切にした方がよさそうだ。


photo by Hideaki Takagi

ジープロードの下りではライン取りをレース中にインを取ることを他の選手から学んだ。
ライン一つで次のセクションに入るスピードが変わるのだからとても大きい。

最後はメカトラで遅れていたユキカゼさんとスプリント。しかし追い抜けずに25位。
今の自分の力を見事に表す結果だったと思う。

問題は、少しキツいところで前に出る積極的な姿勢を欠いたこと。
多少無理をしてでも前に出ないと、つまらないトラブルで遅れることにつながる。
後ろについてラクな気分になるのもリスクがあるということ。
頭では分かっていても体はラクをしたがるのだから、それをねじ伏せる気持ちを練習の積み重ねで築き上げるしかない。
来シーズンC2で上を目指すために、もう一度組み立て直そう。

関西クロスはいつもたくさん応援をしていただいて、会場の雰囲気や運営などとても楽しんで走ることができます。
いつもありがとうございます。
だからこそ、いい走りができるようになりたい。
まだまだ精進するところがありすぎてわからなくなるけど、だからこそ楽しい!
野辺山もそんな大会にしていきたいな。

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