2010/06/17

大毛無山に挑む!

梅雨の合間の晴れ間とあって、気合いを入れて出撃。
今回狙うは、標高1429mの大毛無山。上越妙高では比較的自宅から近くて標高が高い。
いつかは妙高山(2454mm)、火打山(2461m)あたりにも挑戦したいが、舗装路でどこまでいけるかはリサーチが必要。

と、いうか今回もちゃんとリサーチしていけばよかった…。


85号から、難波高原キャンプ場の入り口への登り口から本格的な登坂開始。
ここは以前やってきてすぐに積雪で引き返したところ。ようやくじっくり登れる。

しかし意外と勾配がキツい。この前はまだ植物も繁茂していなかったので、なんだかずいぶん道の印象が違う。

この登りの途中で、左に南葉林道へin。
高城山、籠町南葉山(909m)を右手にぐるりと周りながら登っていく、正統派の峠道林道。
左手はガケで一気に落ちくぼんでいるので、かなり大規模な峠を走ってる気持ちになれる。
ジロのヘリコプターカメラマンなら撮りやすくて嬉しい登り坂だろうなぁ。

ここの登りは約10km。勾配はさほどキツくない。
下りも、ひゅーんと気持ちいい。

西野谷へ下ってから、本日のメイン、大毛無山へと登っていく。
しかし、登り始めてすぐに未舗装路が登場。
いままでだったら引き返す道だけど、Rapha四列島のおかげでむしろ勢い勇んで登っていく。
ロードバイクはどんな「ロード」も走れることを教えてやるぜ新潟!



…と意気込んでみたものの、しかしこれがなかなかタフな登りであった…。
ところどころダウンヒルコースのようなガレ場になっていたり、かなりぬかるんでいたり。
ほとんど王滝のコースみたいな印象。これでずっと登り。

走り始めこそ、MTB時代を思い出してアドレナリンが出たものの、
だんだんキツくなってきて、「これはひとり四列島!絶対足はつかん!」と意地だけで走るようになってきて、
もう時速は6kmも出ないくらいトロトロと走り、トラクションコントロールの練習をしてるだけ状態になり、
ふと見ると路肩には雪がまだ残ってて肌寒くなってきて、
「これは雪の降り始めの時期に四列島でやったらみんな苦しむわい」などとほくそ笑もうと試みたものの、
いま現に苦しんでいる自分にはそれが果たせず、
コーナーを抜けたら、これから進むべき道であろう稜線がはるか前方に見え、心が半分折れかかったが、
ここまで来たら引き返すほうがむしろ大変だと自分に言い聞かせてなおもペダルを回すと、
路面は水の流れる小川状態でおやおや、と思ったのもつかの間なんと道は雪にふさがっていて、
もうこれ以上進めない状態となっており、ここまで来たらもう最後まで行きたかったという気持ちと、
引き返す方があきらかに大変じゃねーのと憂鬱になるのと、とりあえず休めたという安堵感と、
止まったことに安堵を感じた自分への失望とが混ざった倦怠感の中10分ほど立ち尽くしたのだった。



結局引き返す羽目になったが、この下りがなんともタフだった…。
ただでさえ、MTBでも下りが苦手だったのに、ロードバイクで下るとあっては下手さ全開。
下り切るともう体は悲鳴を上げている状態に。

登り始めから積雪地点まではおよそ10km。そのうち未舗装路区間は5kmほど。
でも登るのに1時間くらいかかっていた模様。
後で地図で確認したら、だいぶ登りは頂上まで近づいていた様子。
しかも、登り切ってしまえば下りは舗装路メインとのこと。
これはまた真夏に行かねばならないな…。意地でも制覇してやるぜ。



それにしても、IFのバイクの安定感と、パナレーサーの強さは非常によい。
だんだんバイクが自分にフィットしてきているように感じる。


dst:68km
alt.total:1500mくらいか?


ち、ちかれた…。

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