2008/12/07

『巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡』@国立新美術館

ピカソ展へ参上せり。
日曜なのは覚悟の上。
新美術館はいつぞやのポンピドゥー展以来。
そして混んでた(いつものことね)


率直な感想。

・キュビスムよくわかんない(というかおもしろくない)
・キュビスムは知的な絵画とか言われてるけど、絵を見る人が知的であることを自ら引き受けているという自負がおしつけがましくてヤだ
・新古典主義時代の量感あふれる絵はレジェっぽい。
・ヘタなピカソの擁護としての新古典主義時代の提示はまるで意味が無い!
「ピカソはちゃんと描けるのね〜」ってちゃんとって何?リアルがいいなら写真でいいじゃん。
・総合的キュビスムの人物画の眼はどっち目でもいいんだと思った。
・個人的にはピカソの色彩よりも線が好き。
・フランソワーズの鉛筆での正面からの肖像×5(1枚はパステル)は、とてーもよかった。
・ピカソ美術館にはやっぱり行きたいなー
・イベリア彫刻もルーブルでよく見たいなー


美術館の上の方には彼のボキューズ氏のブラスリーがあった(看板しか見てないけど)

六本木の新しい美術館にフレンチレストラン、っていう構図。
なんかコテコテ。
フランス=文化的、エレガント、ステータスみたいなイメージが過多すぎやしないか、おジャポンは。

最近はどうも美術館が商業施設の中でももっとも狡く見えてきて、参った。
しばらく都会を離れよーっと。

素朴な自然博物館などで、鉱石でものんびり見たいものです。
あれ?俺、枯れてる 笑

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