2008/12/24

イブのデパ地下

クリスマスイブのデパ地下は、朝からローストチキンのかほりがフロアに漂ってた。
そしていつもよりもケーキ屋の店員さんがせわしなく動いていた。

でも我がgâteaux japonais屋さんはあまりこうした西洋のイベントは関係ないのだ。
とかいいつつクリスマス和菓子を用意しているあたり、商売のしたたかさというか、
迎合かげんというか、節操のなさがうかがえるというか。
そしてそれなりにお客さんが来ていそがしいいそがしい。
でも、ほんとに忙しいのは年末で、その時は地獄をみる、とのことなので
今からびくびくどきどきしているのだ。

我がgâteaux japonais屋さんはフロアのいっちゃん奥にあるため、
BGMのジングルベル以外にクリスマスを感じることはないのだけれど、
ちょっとした用事でフロアを横断するときには、ケーキ屋さんの前に、
ほんとに行列ができていた。おぉ。
これがクリスマスなのね。
ジス イズ クリストマス!

なんかこう踊らされている気がしないでもないが、
純粋にクリスマスにケーキを買って帰れる家と人がいるというのはとてもいいことだと思う。
いやー、この日ほど毎年のことを思い出す日も無いね。
5年前のクリスマスイブもそういやバイトをしていた。
しかもおもちゃ屋さんで。
あれも忙しかった。
でもケーキ屋と同じ、あるいはそれ以上に、買っていく人たちが幸せそうな顔をしていたな。

世界中の人たちが、それぞれに心の暖まる一日になるとよいと思う。



こんなきれいごとさえもを言いたくもなるのがクリスマスなのかもしれない・・
おそるべし!


Joyeux Noël

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