明けましておめでとうございます。
2012年、気候や時間の流れ方と、とても穏やかな元日になりました。
のんびり、という言葉を実感。
いい一年のスタートが切れました。
25年間の人生で初めての、初日の出を観に行ったり。初初づくめでいやはや、めでたい。
寒い中、えっほと丘を登り、日が昇るのを待つ。
しかし珍しく雲がちで初日の出はじんわりと浮かび上がるように出てきたのだった。
それもまた趣。
こちらからだと、新宿のビル群の上に赤い太陽を見ることができたのでした。
ご飯の前に、走り初め。
父とふたり近所をのんびり走る。
お正月から自転車に乗れる、当たり前のようなことがなんて幸せなことか。
元日はおせち。
365日がはやく巡ってくるような、そうでもないような。
初夢は宝くじが当たった夢だった。縁起やよし?
お正月の一冊に、ジャック・オジャンドル『Mémoire ツールの記録 追憶のツール』を読んでます。
これが久々のグッとくる本で、とても面白く読める。
昨年、ちょうど修論で昔のツール・ド・フランスについて調べていたので、尚更。
つくづく、ツールという大会の偉大さを感じるお正月。
オジャンドル氏の語り口の誠実さが、よく伝わってくる訳です。
オジャンドル氏の本はもっと翻訳されて日本に紹介されるべきものでしょう。
ツール云々ではなく、読み物として、一人の人間が自分の好きなものを語るその愛情の発露を読ませてくれるものです。
いい本に元日から巡り合えるとは、2012年、やはりいい年になりそうです。
穏やかにたおやかに。そしてシンプルに。
それが今年の目標。
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