2011/03/28

もぐら皮



何度も試みては定着しなかった気がするのだが、懲りずにもう一度試みてみることにする。
すなわち、『極力毎日更新』。

というのも、秘密の日記帳につけるはずの日々の瑣末事が、億劫で全く書いていないので、少しでも文を書くことを自分に思い出させたくなった、ということなのである。

秘密の日記帳は2011年よりモールスキン(敢えて、モレスキンとは言わないところにこだわりがあるような、無いような)に移行したが、これがいけなかったかもしれない。
かと言って、これまで使ってたほぼ日手帳だと少しカジュアル過ぎるのがネック。
機能は全くもって問題ないのだけど、例えば最近少なくなってきたとはいえ、取材やインタビュー時にあの色付きの手帳でメモを取るのがちょっと具合がよろしくない。
話し手の目を見ながらメモを取っていると、結構話し手の視線がノートに落ちていることがわかる。

例外無く、自分以外には読めない乱筆で書いているので、結局のところ話し手の人が見てるのはノートそのものということになる。
ゆるい格言つきのカラーページは、ちょっと子供っぽさが出てしまうね。
そんな時に、白い紙に罫線だけのぱりっとしたノートだとなんだか玄人っぽくてカッコよくて憧れる。

まぁ、原則として人に見られるはずの無い手帳をそういう場面で使おうとするためにこの問題が生じているわけで、取材ノートは取材ノートで用意すればいいだけなのだけれども。

ということは、モールスキンをもう一冊用意すればいいのではないか。
と思ったが、実際このところ取材に出ることもめっきり無くなっているのでその必要がないことに気づき、一抹の寂しさを感じたのだった。
こんな寂しさこそ、秘密のモールスキンに書けばいいのに、あぁ、キーボードを叩いちゃった。まぁいいか。

そして今日も3000円したモールスキンに手垢がつくことはないのだった。



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