右脳の働かないレフティ日記 3ème
2010/04/27
「ソシュールを読む」丸山圭三郎 岩波書店
今お話しした「読み」の相互性は、「読む」行為と「書き、演ずる」行為のあいだの柵を取払い、スポーツを観戦する時にも似た身体の喜びにつながります。そこで私はバルトのいう<レクチュールの快楽>とか、<テクストの快楽>というのが非常によくわかるような気がするのです。(略)バルトはまた、『サド・フーリエ・ロヨラ』という本の中で、「テクストを知的対象として想像することほど意欲を失わせるものはない。テクストは快楽の対象である」という言い方もしています。
p.26-27
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