2010/09/11

痴る


知るということが、果たして内面を豊かにしてくれるものなのだろうか?
何かを知ってしまえば、逆にそれを「知る以前の僕」には戻れないわけで、
その意味で知ることを重ねれば重ねるほど、知っていたことは知り得ないこととなってしまう。

大人が子どもに憧憬を抱くのは、その無邪気さのせいじゃなくて、大人が知らないことを子どもはまだたくさん知っているからじゃないのかな。


2 件のコメント:

  1. 同感だなー。

    「学ぶということは、
    知識を身につけるということではなくて、
    自分の殻(常識や規範)を一つずつ脱ぎ捨てるということ」
    というのは、尊敬するある人の言葉。

    実習、ファイトです。

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  2. そこが知ると学ぶの違いなのかもしれないね。

    実習は日を重ねるごとに自分の不器用さがもどかしい。
    けれど、やはり僕もかつてかじった哲学を生かす道を探しているので、柔軟にやっていこうと思ってるよ。

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