2009/12/29

てんぷら…餃子…

あらためて、BTTFの偉大さを知った練馬Night。
あざとくならない伏線と、イヤミのないテンポ。
自分の親の恋愛を見るという、禁断の覗き見が、キモだと思った。



八海山、ハイボール、そしてヴェトナムビールが時空の旅のお供。
タイビールの時も思ったけど、暑くて湿度のある国のビールはキリッとさっぱりしている気がする。
オリオンビールも似ているかな。

ハイネケンなんかは、やっぱり北っぽいというか、どことなく雪っぽいような気がする。気がするだけなんだが。
どうでもいい話だが、人生で一番美味しかったのはミラノで飲んだハイネケンなのだ。
レフは、なぜか石畳の急坂を思わせてくれる。
1664の濃度の薄さは、独仏国境の閑散とした雰囲気と一致。

なんて書いてたら、ついつい思い出に浸ってしまい、写真をひっぱり出してしまう始末。
ま、旅した気分でご覧下さい。ぼくの青春ですわ。


イタリア、トレヴィーゾ郊外のB&Bにて。以後このビールはイタリア行ったらぜったい飲んでる。
この宿の娘が、「あなたイタリア語は喋れるの?」
「フランス語なら」
「あたしわかんないわ。英語は喋れるの?」
「ウンポ、だけども」
「OK、じゃあ英語にしましょう。パッサポルトは持ってる?」
イタリア語じゃねぇかよ!

ここのおばあちゃんがいい人だったな。
朝食時に、インチキイタリア語で会話をしたのはいい思い出。


かねてよりビール天国と聞いていたチェコ・プラハの最初のビール。
地下鉄の駅に付属のカフェで注文。
これで100円くらいだったかな。
チェコにはビールを飲みにいくくらいが目的だったのに、実は国立美術館はめっちゃ良かった。
ルソーの自画像と思いがけず出会えたときは、ほんとビックリした。



これもプラハ。
観光案内所のある広場の裏手にあるレストランだったと思う。
毎度一人旅のときは、外国のレストランに入るのが難しい。苦手だ。
いつも買って宿で食べてるけど、せっかくのプラハなので外ビールと洒落込んだのだ。



んで、それがこの夜に買って帰ったビール。結局買っているという 笑
このユースは不思議な部屋の作りをしていて、いろんな人の通路になる部屋に運悪く当たったのだが、
ソファのようなベッドでこのビールを飲みながらごろごろしていたら、朝まで熟睡できて非常に快適だった。
そして朝ご飯が豪華で、またいつか泊まってみたい数少ないユースのひとつ。



プラハからウィーンへ向かう電車の中でも、もちろん飲む。
これはかのバドワイザー。実はチェコ発祥のビールなんです。
アメリカ資本とのせめぎ合いを自らのテイストで克己しようとしているとかそうでないとか。
駅の売店で買った不思議な揚げ物も、ひじょーにビールに合うもので、4時間の車内はあっちゅうまだった。



そしてウィーン。
スーパーでよく買い込んだけど、買い物の楽しいところだった。
左はオーストリア国旗っぽいカラーで、いいかんじ。味は覚えてない。
右のレモンフレーバービールは、とっても美味しかった!日本で買えないかなぁ。。。



これはウィーンからベルリンに向かう夜行列車の中。
寝るための一本として駅で買い求めたのだが、疲労のせいか味は印象的ではなかった。
ここで同室のドイツ人とニュージーランド人とたくさん喋って、楽しくて結局寝付きは良くなかった 笑
海外一人旅の中でも、忘れられない瞬間のひとつ。



ところ変わってハンガリーはプダペシュト。
物価も安く、ビールも安い。
確かに旧共産圏の香りがそこかしこに漂うが、何かと見どころは多かった。
ここで買ったメッセンジャーバッグは、自転車に乗る人のことを考えてある作りで、
軽くて丈夫で、そして安かった。
日本に輸入したら絶対売れると思うけど、手作り感が良かったのであえて紹介しない。
日本のバイヤーは世界中から拾ってくるから、もうどこかで売っているかもしれないけどさ。




ここはクロアチア。
実はクロアチアもビール大国ということで、その国民的ブランドのひとつがこのラスコー。
こう発音するのかわかんないけど、フランスの某洞穴と同じ名前なのも好印象♪
そしてこいつが安くてとてもウマイんだ。また飲みたいビールのひとつ。



ラスコーには黒ビールもあった。
もちろんこれはこれでウマイけど、黒があんまり得意じゃないので、ラスコーと言えば、やはり緑。
同じ理由でギネスも不得手なのだ。



そしてこれがもうひとつのクロアチアビールの国民的ブランド(と、フランスのガイドブックRoutardには書いてあった)である、オジュスコ(左)。
実際、町中ではこの2つのブランドの広告ばかり目にした。
個人的には、ラスコーに軍配かな。
右のカルロバッチョ(って発音するのか?)は、やはりクロアチア国旗カラー。
どうでもいい話だが、クロアチア語の文字のスタイルは、かなりカッコいいとおもう。



こいつはロンドンで飲んだカールズバーグ。
ギネスが得意でないのもあるが、単純にお店で高かったので( 笑)、いっちゃん安いビールを買ったのだ。
でもこのダーニッシュビア、大好き!
「たぶん、世界で一番のラガーだよ」ってコピーも控えめでいいヤツ 笑
図らずも、グリーンジャイアントと色味もバッチリな写真になったナ。



アジアからはタイのシンハー。
まぁこれは日本で飲んだ時の写真だが。
バンコクの屋台で、シンハーを飲んでた時にヒュッと吹き抜けた、一陣の涼しい夜風を飲むたびに思い出す。




ビールを飲むために世界を回るのも悪くない。
むしろ、よい。

かもしれない。

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